第一回生産性向上介護DX化で業務効率UPセミナーを開催いたしました。

2024年9月11~13日、「第一回生産性向上介護DX化で業務効率UPセミナー」を開催いたしました。このセミナーは、介護現場における生産性向上と業務効率化を目指し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の導入に焦点を当てたものです。

参加者の皆様には、最新の介護DX技術の活用法や、実際に導入する際のポイントを実際の事例を通して学んでいただきました。セミナーは熱心な聴講者に支えられ、大きな成功を収めました。さらに、展示された機器に対する関心も高く、活発な質疑応答が行われました。

今回のセミナーは、介護現場におけるDX化の必要性がますます増している中で、参加者の方々の意識を高める機会となりました。

セミナーの様子

今回のセミナーでは、複数の講師による講義が行われましたが、特に注目を集めたのが、株式会社ビーブリッド代表であり、介護DXのスペシャリストである竹下氏の講義でした。

竹下氏は、介護現場でDXを導入する際の具体的な事例や、AIやIoT技術を活用したソリューションがどのように業務効率化に寄与するかを解説しました。特に、現場の「無理・無駄・ムラ」を削減するためのアプローチについて詳しく説明し、参加者は実際の効果や導入の流れを具体的にイメージできたようです。

また、竹下氏は、単なる技術の導入に留まらず、組織全体での連携がDX成功の鍵であることを強調。現場と管理層が一体となって課題を共有し、共に解決策を見出す姿勢の重要性が指摘されました。質疑応答の時間では、竹下氏に対する多くの質問が寄せられ、参加者の関心の高さが伺えました。

さらに、他の講師陣からも、介護現場でのデジタル技術導入における課題や成功事例が紹介され、参加者は熱心にメモを取りながら講義を聞いていました。参加者同士のグループワークも活発に行われ、現場での課題を共有し合うことで、一体感が生まれていました。

機器展示の様子

また、セミナー会場では、最新の介護機器やDXソリューションの展示が行われ、参加者は実際に機器を手に取って操作を体験する機会がありました。特に、デジタル媒体での介護記録システムや、見守り機器のデモンストレーションは多くの注目を集めました。

機器展示を通じて、介護現場でのDX化がどのように生産性向上に役立つのかを、具体的に体感していただけたかと思います。

アンケート結果の詳細

セミナー終了後、参加者の皆様にアンケートを実施し、多くの貴重なご意見やご感想をいただきました。以下に、特に印象的なコメントをいくつかご紹介いたします。

  • 「一体感を持ち、全体で生産性向上に取り組むことが大切だと感じた」
  • 「課題の設定から始めていく必要があると思う」
  • 「現場の無理・無駄・ムラの把握から取り組み、改善に取り組んでいく」

等の意見が見受けられました。

今後の取り組み

介護生産性向上総合支援センターでは、今後もこのような研修やセミナーを継続して開催し、介護現場のDX化を推進してまいります。

また、DX化を通じて、介護業務の効率化や生産性向上を目指し、地域全体での介護サービスの質向上に貢献してまいります。次回のセミナーにも、多くの皆様のご参加をお待ちしております。